JICON 磁今 菱形注器 (96×138×h96)容量:2合弱 300ml
商品コード: surouweb:10001910
菱形をした注器です。 左右に口があるのでいわゆる「片口」ではないですね。 左右に注ぎ口があるので、向かい合っての晩酌のときも、注器を持ち替えなくてもスムースに注ぎ合えます。 もちろん、お一人での晩酌でも持ちやすい形です。 〈取扱い上の注意〉 ・製品本来の用途使用目的に沿って正しくご使用ください。 ・電子レンジではご使用いただけますが、オーブンでのご使用はお避けください。 ・衝撃や急激な温度変化を与えるとひび割れや破損することがありますのでご注意ください。 ・割れ、欠け、ヒビ、が入った場合は使用しないでください。 ・磁器は性質上『熱』を伝えやすいので熱い物を入れた取り扱いには十分お気を付け下さい。 JICON について 有田の地で創業350年の陶悦窯がデザイナーに大治将典を起用し、2012年に立ち上げた磁器ブランドが「JICON 磁今」です。 「JICON 磁今」は、現代という『今』に作る『磁器』を仏教用語の『爾今(じこん)』【今を生きる】という意味に重ね、陶悦窯『今村家』が作る『磁器』という意味を持っています。 磁器の素材感を改めてとらえ直し、磁土や釉薬を一から見直し、そして一般的な有田焼の青白くどこまでも完璧な艶やかな白ではなく、ありのままの陶石の白・釉薬の白、磁器でも素材感を感じる器の肌合いにしたいと思い、「生成りの白」が生まれました。 それは正直でうそのない暮らしを実感したいという思いから「素材感のある暮らし」のために作り出した器の肌合いです。 器の肌合いについて 一般的な有田焼の焼き方、青白く焼き上がる「還元焼成(焼成温度1300度)」ではなく、自然な白を目指し、やわらかい白に焼き上がる「酸化焼成(焼成温度1240度)」で焼き上げています。 また、磁器でも元の陶石や釉薬の素材感を感じ取れるよう、あえて褐色の点(磁土や釉薬に含まれる鉄分)やざらつきを感じる微粒子が表情にでるように、釉薬の撹拌をほとんど行わず、器の表面に鉄粉や微粒子が残るようにしています。漂白されたような白ではなく、素材のそのままの白さを目指しました。(有田焼の一般的な釉薬の撹拌時間は20時間以上撹拌することによって鉄粉や微粒子を細かく砕き、滑らかな表面に仕上げます) 釉薬はわら灰をベースにした天然由来の白釉を用いています。 ハーフマットな質感で、昔ながらの作られ方をした釉薬から生じる、どこか懐かしい骨董の磁器の肌合いにも通じる優しい白が出来上がりました。 和にも洋にも