レッドウィング 9060 ベックマン フラットボックス ブラック「クロンダイク」 BECKMAN FLATBOX RED WING
商品コード: infinity-r:10016391
RED WING レッドウィング 1905年にレッド・ウィング社を創業したチャールズ・ベックマンにちなんで名付けられた「ベックマンブーツ」は、社の創業期より存在したラウンドトゥのブーツを、今日の素材で再現したものです。 自動車がまだ普及しておらず道路の舗装が未発達であった当時、道端の土埃や泥から足を守ることができる6インチ丈のブーツは、オックススフォード(短靴)以上に日常的な靴として広く履かれていました。 そして、その多くは、「先芯」を入れない「フラットボックス」仕様でつくられていました。 「先芯」とは靴のつま先に、その形を維持するため入れる硬い部材ですが、これを入れない靴は、つま先まで柔らかく非常に履きやすいものだったのです。 ベックマン「フラットボックス」は、この当時の先芯を入れない6インチブーツを再現したものです。 ベックマンと同じデザインのアッパー(靴の甲部)を、同じ「8番」ラスト(木型)を使用してつくったものです。 先芯を入れる普通のブーツではつま先部分は形状が変わらない分、革が馴染む事はなくソールの反りもありませんが、「フラットボックス」仕様では先芯で固定されていないつま先の革は足に合わせて馴染み、ソールも自在に反るため通常のブーツにはない快適な履き心地となります。 革の馴染みと共につま先が平たく沈んできて、独特の形状になっていきます。 20世紀初頭~前半のアメリカのブーツによく見られたスタイルで、履き心地と共にこうした経年変化もこの「フラットボックス」の魅力です。 「フラットボックス」仕様のブーツは1960年代前半までよく見られました。 その当時は#877のような先芯を入れる設計のブーツが「フラットボックス」仕様でつくられる事もよくあり、その履き心地を求める顧客からの特別な要望を受けてレッド・ウィング社が特別に仕様を変えてつくっていたようです。 ソールはミッドソールを使わないシングルソール仕様のグロコード・メダリオン・ソールとすることで柔らかなソールの反りを実現し、このブーツの特長である履き心地の良さを高めています。 この#9060のレザーであるブラック・クロンダイクは、ブラウンに染めたレザーに黒い塗膜をのせた、いわゆる「茶芯」のレザーです。 かつて一般的であったブラックレザーを再現したものでもあります。 履いていくうちに、キズや摩擦の多い部分から黒い塗膜の下の茶色の芯地が見えるという独特の経年変化を楽しめるレザーです。 MADE IN USA WIDTH D 【US 6H】≒【24.5cm】 【US 7】≒【25.0cm】 【US 7H】≒【25.5cm】 【US 8】≒【26.0cm】 【US 8H】≒【26.5cm】 【US 9】≒【27.0cm】 【US 9H】≒【27.5cm】 【US 10】≒【28.0cm】 ※MODEL・WIDTHによってサイズ感は異なります。 ※この製品は天然皮革を使用しておりますので、生産工程上、掻きキズやしわ等が多少ございます。 自然の中で活動する動物達の生い立ちであり、大切な個性でもあります。 素材の性質上、多少の脱色及びキズ等は避けられませんので、「風合い」とご理解頂ければ幸いです。 また、輸入等の際に発生致します靴箱潰れや靴箱脱色等は避ける事が出来ませんので、予めご了承下さいませ。 その他ご不明な点がございましたらお気軽にお問い合わせ下さい。【ブランド説明】 1905年、チャールズ・ベックマンと14人のメンバーは一軒の靴工場を建てた。 これがレッドウィングシューズの誕生である。 創業当時は日産わずか150足という規模の古典的な工場だった。 しかし、そのクオリティの高さと機能的なデザインは大評判を呼び、ベックマンの事業は成功を収める。 創業当時、ベストセラーとなったのは1919年のブラウンチーフ・シリーズ。 このシリーズでレッドウィングの名はアメリカ中に広まり注文が殺到するようになったのである。 現在、レッドウィングシューズのワークブーツはアメリカ国内の約30%、エンジニアブーツなどのセイフティシューズは、なんと約80%ものシェアを誇っている。 小さな町工場から始まったレッドウィングシューズは、世界のトップシューズブランドとして大きく成長した現在も、その歴史を未来へと向かって刻み続けている。