【茶器/茶道具 皆具】 皆具 朝鮮唐津 佐平窯 宇田隆和作
商品コード: imayashop:10009622
サイズ水指:約直径上15.8×高17.8cm 杓立:約口径4.7×直径8.4×高17.8cm 建水:約直径14.1×高8.6cm 蓋置:約直径5.7×高5.8cm 作者佐平窯 宇田隆和作 箱紙箱 (朝鮮皆具-5/申丸西・24590)皆具(かいぐ)とは 装束・武具・馬具などの具一式が揃っている状態を指します。 また、茶道での皆具といえば、「水指」「杓立」「建水」「蓋置」の4点が揃ったもので、台子や長板に飾る為に用いられます。 臨済宗の僧である南浦紹明(なんぽしょうみょう)が宋から戻って来た際に伝えられ、日本では千利休が持っていた「唐銅皆具」が有名です。 その頃は銅で作られているものが主流でした。 今のような「陶器皆具」が登場したのは江戸末期幕末の頃ですが、その当時はまだ馴染みもなく、あまり人々に受け入れられませんでした。 広く出回り始めたのは明治以降になってからのことで、各流儀の家元の「好み物」が作られるようになった際に、裏千家 11世玄々斎が広めた「立礼式(りゅうれいしき)」では「陶器皆具」を原則としていた為、近世の茶の湯には欠かせない物となりました。 「立礼式」とは、玄々斎が茶の湯の近代化を図るために確立した新たな茶の湯文化の一つです。 それは今までの茶の湯とは大きく異なり、机と椅子を用いて茶を点てるもので、椅子点前と言われています。 明治4年に京都で開催された第1回京都博覧会の際に、玄々斎が外国人客が腰を掛けて茶を飲むことができるよう考えられたのが始まりとされています。 水指・建水・蓋置別々に使用することもできます。 【宇田隆和】(佐平窯) 甲賀市信楽町 1893年昭和26年 生れ 1969年昭和44年 滋賀県立甲南高校窯業科卒業(信楽高校) 京都府宇治市炭山工芸村にて、森里良三に師事 1999年平成11年 通商産業大臣認定、伝統工芸士(信楽焼) 信楽陶器総合展にて、入選多数br> 以後作陶を継承