SAYAMA works(サヤマワークス) Fast V4 バックパック UL
商品コード: circle-aomori:10004379
<登山界のトップレース用から「登山と日常の両立化へ> Fastで目指したのは、TJAR用に設計した機能面を付随させつつ、日常使いを意識したデザインを反映させること。 それを両立させることは並大抵なことではなかったですが、時を経て徐々に具現化させていったことでシンプルかつ美しく格好良い形へと変貌を遂げた。 またレース用に比べて堅牢性を重視した仕上がりを目指したので、より末永くご愛用頂けるかと思います。 元を辿れば、SAYAMA worksがバックパック開発に本格的に取り組んだのは2018年から。 TJAR2018の出場を目指す男澤氏の依頼で、機能面・軽量化を考慮したバックパックの試作を繰り返すこと半年で10回以上。 本戦までに何とか完成し、男澤氏はTJARを無事に完走。 レース用バックパックをデザインする上で特に重要視したのは、左右対称を意識したユニバーサルデザイン。 そしてバックパックを下ろさずに、必要不可欠な道具をすぐに取り出せるといった機能面の充実。 1gでも軽い素材・パーツを使うことの3点でした。 なぜならTJARは不眠不休を要するために幻覚を見るほど過酷極まりないレースであり、バックパックの使いやすさと軽さは必須条件だったからです。 その後もTJARを目指す方向けのバックパック作成に取り組みつつ、一般販売向けの量産を視野に、工場のプランナーと一緒にバックパックサンプル作成に取り組むこと早2年。 職人が作りやすいように再度設計を見直し、工場のプランナーとの打ち合わせ・サンプル作成を何度も繰り返しました。 そして2021年1月に職人が生産可能でありながら、納得のゆくバックパックが完成いたしました。 またコスト削減・縫製ミスを減らす・納期を早める・修理のしやすさを視野に入れ、ドローコード類は全て取り外し・交換が可能。 縫製職人は縫製に集中できるようにし、ドローコード類は工場のパートスタッフが取り付けるなどのスムーズな流れを作りました。 2025年より、FastはV4へとマイナーチェンジ致しました。 <主な仕様> 1.メインコンパートメント:ボトムから徐々に容量が増えていくTJAR2018用の形状を継承。安定性の高い背負い心地を提供致します。 2.ロールトップ:メインコンパートメントにすぐにアクセスできるよう巾着方式に。素材は70Dリップストップナイロンを採用。汚れが目立たないようブラックカラーで統一。 3.フロントダイレクトアクセスファスナー:本体前胴中心には、メインコンパートメントの荷物が直接取り出せるYKKウォーターRファスナー5番を配置。スライダーは視認性の高いシルバースライダー×2を採用。 4.グラブループ:首に干渉することがないようフロント側に配置。 5.フロントサイドポケット:両サイドに配置した大容量ポケットは、巾着口元をV4よりロールトップと同じく絞りやすい70Dリップストップブラックを採用。絞る機構はダスティンホルダーと同じにしたことで、片手での操作が可能。メッシュ部分は、より頻繁に使うものがすぐに見分けられるヘビーメッシュソフトブラックを採用。V4から横マチを2cmから4cmにアップし、収納容量も拡張されております。 6.ボトム:スリーピングマットストラップやアックス・ストックホルダーとしても機能するTriangle Lock-on Systemを採用。さらに前胴の上部両サイド2箇所にアックスシャフト(石突側)・ストック上部を固定できるコードロック機構を配置。V4より、ボトムカラーを汚れが目立ちにくいX-PAC VX21ブラックに統一致します。 7.ショルダーハーネス:肩から側腹部にかけて、よりフィット感を生み出す流線デザインを採用。前胴は70Dリップストップナイロンブラック、背胴はダブルラッセルメッシュブラックを使用。また肩への負担を軽減すべく、8cm厚のウレタンパッドを内部に使用。よりバックパックを体幹に近づけるためのロードリフトストラップも配置。また鎖骨〜肩の中間あたりにLITTLEAID®︎システムを採用(エコバッグ等をドッキングして肩からズレ落ちないようにするかばん類の肩掛けベルト用すべり止め具)。ダスティンホルダーのシンデレラフィットを極限まで目指し、更に腕にボトルが干渉しないよう研究を重ねました。適正身長165cm〜179cm。ショルダーハーネス縦幅48cm。 8.チェストストラップ:ITWネクサスのホイッスルバックルを付属。胸の胸郭の動きを妨げないようゴムの伸縮機構を採用。 9.背胴:汗をすぐに吸収・拡散させるダブルラッセルメッシュブラックを採用。レース用の背面調は43cmにしておりましたが、実用性を考慮して48cmに変更致しました。 10.ウェストベルト:25cm高密度ナイロンを採用。普段使いする際には、いつでも外すことが出来ます。 11.リザーバーポケット:ハイドレーションシステムのリザーバータンクを収納できるポケットを背胴内側(210Dナイロンオックス)に配置。本体前胴サイド上部にはハイドレーションチューブエントランスも設けております。またポケット内部にはShort Sleeper Mat 縦46cm 横78cmを3つ折りで封入。前回のFast V3は背胴ポケットに仕切り一枚入れておりましたが、V4は軽量化優先で取り払っております(TJAR2024完走者の保谷選手のレース用Fast V3改で耐久性に問題ないことは実証済み)。そのため背胴ポケット入口のファスナーを開けると、ダイレクトにダブルラッセルメッシュの背胴に繋がります。ポケットの開閉には、煩わしさを感じないダブルスライダーファスナーを採用。リザーバーポケットを日常で使う場合には、コンパクトなPCタイプの機器を収納するポケットとしても機能致します。 12.背胴内側上部ループ:CRAZYのショルダーストラップ部分を、背胴内側上部2箇所のループに引っ掛けることでバックポーチとして機能致します。 Fast V4 ・トータルウェイト:約580g ・容量28L ・背面長:48cm ・販売カラー:X-PAC VX21(ブラック・ホワイト・コヨーテブラウン)、Spectra cross diamondブラック ・実績:TJAR 2024出場の保谷選手が、レース用Fast V3改を背負って本戦を完走されました。また蘆田選手がノーマルのFast V3で本戦に挑み、無事に完走されました。 ※今期分に関しましては、Fast V4をお買い上げの方にJUicy BAGを1点プレゼントしております。 ※当店では実店舗・他ショッピングモールでの販売も行っております。 在庫システムの性質上、ご注文後でも品切れ等もございます。 ご注文確認の際、改めてのご案内をさせて頂きます。古き良きULガレージ系のデザインと、SAYAMA worksの革新的なアイデアと技術を融合したバックパックです!